日本語学校子どもクラス turma de crianças Primary class at Japanese School in Paraná
パラナ州の田舎町、今回はイベントではなく、日本語学校についてご紹介します。
12月の半ばから1月末まで続く長い長い夏休みが終わったと思ったら、2月の半ばにはカーニバル休暇。それが終わって、3月になってようやく本格始動した日本語学校です。
子どもクラスでは今年の目標を考えたり、ひな祭りの紹介をして折り紙でひな人形を作ったり、教室作りから始めました。
大きい子たちのクラスでは、3月11日に東日本大震災について話し、みんなで「花は咲く」を歌いました。
小さい子たちのクラスでは、お話大会に向けて作文を書くべく、アイディアを絵にしてお話を作りました。
今回のお題は、「もしも私が○○だったら」
ある女の子は、自分が鳥になったことを想像してお話を作りました。
大まかな話はこんな感じです。
人間の女の子と出会い、友達になって町を歩いていると、学校を見つけました。入ってみると、学校の生徒が課題で作った町の模型がありました。模型の町は、自分が住んでいる町でした。鳥である自分は、小さくて町がどんな風なのか、よく分かっていませんでしたが、自分に合ったサイズの模型の町を見ることで、町のことがよく分かりました。興味深く模型を見ていたところに、模型を作った生徒が現れました。生徒は鳥の私に驚いて、模型から追いやりました。地面に落ちた私はその生徒に蹴飛ばされ、その勢いで飛び立ちました。そしてしばらく飛んでいると、鳥の楽園を見つけました。私はそこで暮らすことにしました。
それぞれの子どもたちから、想像力に富んだお話が見られました。お話大会では、その想像を日本語で会場のみんなに発表できると良いね。
おまけ。
今年から新しく始まった、ちびっ子クラス。歯の生え換わりの年齢の子たちです。上の真ん中の前歯が2本とも抜けて、ポルトガル語で話していることもよく分からない子も…。先生奮闘中です。