多文化共生の場 A Space for Multicultural Kyosei
すでに去年のことになりましたが、2015年11月23日に横浜にある「あーすぷらざ」、神奈川県立地球市民かながわプラザで、「にほんごしゃべり場かたりーな」というイベントに参加してきました。
このイベントでは、神奈川県内にある、外国人のための日本語教室に通う外国にルーツをもつ人たちが登壇し、普段での学びや日本での暮らしで感じたことをスピーチにして発信していました。
スピーチだけに留まらず、当日のイベントでは一般の参加者も登壇者に混じって、日本での暮らしで彼らが考えたことや疑問に思っていることなどを共有する時間もありました。
日本に暮らす外国人は日本全体の人口の2%以下と言われています。もちろん、それだけ少なければたとえ集住していたとしても、交流する機会は少ないでしょう。それでも、在住外国人の数は90年代から倍になったとも言われていますが。こうしたイベントが行われる機会は、地域やコミュニティによってまちまちだとは思います。私個人としては機会があればこのようなイベントに積極的に参加していきたいと思います。
一人ができることは小さなことかもしれませんが、こうした交流こそが日本が多文化共生の場として、より暮らしやすくなることや、多文化共生を再考することにつながると信じているからです。