日本の夕べ ‘Noite Japonesa’ (Evening of Japan)
9月27日(土)、市内中心部にある大会場を借り切って、第5回Noite Japonesa(日本の夕べ)が行われました。
当校では文化祭や運動会、すき焼き会に盆踊りと、およそ月に一度の割合で何かしらのイベントがあるのですが、このNoite Japonesaは中でも最大のイベントです。
普段は週末の夜にイベントが行われるときでも、昼間の授業は滞りなく行われるのですが、この日ばかりは例外で、先生はもちろん生徒たちも総出で朝から荷物の運び出し、設営、料理の準備などに駆り出されます。
入場料も一人60ヘアイス(約2700円)と他に比べてかなりお高め。
その分出し物も豪華で、寿司や焼き鳥や焼そばなど、人気の和食メニューが食い放題。
加えて、当校自慢の太鼓やソーランの発表、サンパウロから二人の歌手を呼び寄せてのミニコンサート、ビンゴ、参加者全員を巻き込んでの盆踊りと盛りだくさんな内容です。
朝から準備を開始し、午後7時に開場を迎えるもしばらくはお客さんの姿があまり見えません。
大量に用意した料理も余ってしまうのではないか、大変だった割に赤字になっちゃうんじゃないか、そもそも価格設定が強気過ぎたのではないか、と要らぬ心配をしたのも束の間。
開場から30分を過ぎる頃には、優に500人は入るであろう大会場が満員のお客さんで埋め尽くされたのでした。
皆さん料理に太鼓に歌に、大いに満足されたご様子。
私自身も準備の段階から存分に楽しませてもらうとともに、
もちろん専業のスタッフなど誰一人とていないこの組織において、限られた人員・予算・期間の制約の中で、このようなイベントを成功させてしまう関係者の皆さんの熱いエネルギーに、頭が下がる思いなのでした。