ブラジル、パラナ州で運動会 A Sports Day in Parana, Brazil
こちらパラナ州の小さな町では、子どもの日に合わせて、日本人会の運動会が行われました。
準備運動はラジオ体操なのですが、音源がないため、ブラジル音楽に合わせてラジオ体操の動きのみをしました。
子どもたちにとってはラジオ体操は遠い存在で、何だか変な動きになっている子もちらほら。
遠い存在は、ラジオ体操のみならず、日本国歌の君が代までも。
音源もなく、若い人は歌えない、とのことで、日本人の私が恐れ多くもアカペラで君が代独唱…。
競技は普通の駆けっこから、お馴染みの玉入れ、綱引き、など。
変わっているのは、パン食い競走ならぬ、ビスケット食い競走や、嫁婿探し、孫探し、ほうき運び、瓶釣りなどなど。
大人も子どももおじいちゃんもおばあちゃんも楽しめる盛り沢山の競技内容で、どの種目にも参加賞があります。
景品は筆記用具から油、洗剤、インスタントラーメン、お米などなど実用的な物ばかり。
お昼ごはんは婦人会の皆さんが作ってくださったお弁当。
巻き寿司、おにぎり、漬け物、かき揚げ、卵焼き、お肉…、と何とも豪華なお弁当で、運動会には参加しなくても、お弁当だけ食べに来る人もいるんだとか。
高齢化が進む婦人会ですが、これからもこのお弁当が続きますように。