移民の苦労は時を超えて Old immigrant’s pains/efforts flourishing across generations
先日、僕の曽祖父の誕生を祝って、日本にいる親戚一同で集まりました。曽祖父はペルーに渡った日系一世にあたります。
曽祖父の追悼ミサを簡単に行い、集まったみなで遠く日本からペルーにやってきた曽祖父に思いをはせていました。
およそ100年以上前に、たった100ドルだけポケットに入れて船でペルーまで来たこと。異国の地で、理髪店を三軒も経営するまでになったこと。
たくさん苦労があっただろうなということを親戚一同で話しました。しかも、僕たちの時代よりもはるかに厳しかったでしょう。戦争があって日本人がつらい思いすることもあったでしょうし、現代ほど生活も豊かではありませんでした。人種差別だってもっとひどかったと思います。
曽祖父がもし日本からはるばるペルーまでやってきてなかったら、僕たちの家族はここにいなかったでしょう。日系人でなかったらビザの許可はおりなかったからです。
移民という事象が、歴史を超えて、日本でもペルーでも起こっていることに運命を感じずにはいられない一日でした。