ワールドカップが始まった The world cup has kicked off!
ワールドカップが始まりました。
個人的には「待ちに待った」という形容詞がふさわしいのだけど、周囲は思ったより盛り上がりに欠ける。「まあ、開催都市じゃなかったらこんなもんか」「そういえば以前ワールドベースボールクラシックが日本であったとき、自分もそこまで熱狂してたわけじゃなかったよな」などと考えていたのがちょうど一週間前の今頃。
しかしいざ開幕を迎えると、ここポルトヴェーリョも俄かに熱気を帯びてきた観があります。私はブラジル対クロアチアの開幕戦を友人宅で観たのですが、移動中すれ違った道ゆく人々やバーにたむろする人々の、おそらく半数以上がセレソン(ブラジル代表)のユニフォームを身に纏っていたのではないでしょうか。
試合は前半11分、まさかのオウンゴールでブラジルが先制を許します。にもかかわらず大歓声をあげる周りの友人たち。その心は「どうせ最終的に勝つのはブラジルだから1点くらいサービスであげる。むしろこれで試合が面白くなる」ということなのだとか。
結果はご承知のとおり、3対1でブラジルが貫禄の逆転勝ち。「失点もブラジルのオウンゴールだから結局クロアチアには1点も入れられてない」と、どこまでもブラジルは王者の余裕たっぷりです。
かたや、我らが日本は消極的なプレーに終始し、コートジボワールに逆転負けを喫してしまいました。ブラジル人のこの楽天的な態度を見習い、次戦はぜひとも勝利を収めてほしいですね。
さて、私は期間中、仕事の合間を縫って試合を観に3都市を回る予定です。
日本でも報道されているようですが、ブラジルの治安が非常に悪いのは紛れもない事実。うち2都市は一人での行動となるので、何かしらのトラブルに遭遇するのは、もはや想定済みです。
それでも何とか生き延びて、無事に一ヶ月後の閉幕を見届けたいと思います!
それでは、また。