チリ、サンティアゴに一ヶ月(2)
第一話:チリ、サンティアゴに一ヶ月(1)からの続き
サンティアゴでお土産探し
次は「セントロ・アルテサナル・ロス・ドミニコス」というお店やカフェがある、小さな伝統的な村に向かいました。現地の人によると値段は少し高いとのことですが、お土産を買うのにはちょうどいい場所でした。小動物(大半は鳥類)も売っているので、動物園代わりに来るのか子ども連れの家族で賑わっていました。
私はここでアルパカのキーホルダー(中南米・南米のあらゆる国で手に入るもの)と「ラピス・ラズリ」のピアスを購入しました。チリはこのラピス・ラズリというキレイな青い石が有名です。ほとんどはアクセサリーや置物作りに使われています。
カラフルなベンチ
平日は母とスーパーに買い出しに行ったり、街中を散歩したりしました。これはイシドラ・ゴイェネチェア通りで見つけた可愛いいベンチです。この通りにはこうしたベンチがたくさんあるので歩いてて楽しかったです。
カサブランカでワイナリー巡り
カサブランカ地域(サンティアゴから車で1時間程)にある「ビニャ・インドミタ」というワイナリーにも行ってきました。カサブランカはワイナリー巡りが好きな観光客には人気のスポットです。私が行ったワイナリーでは、ワイナリーの歴史、ワイン作り・保存についての簡単な説明付きのツアーとワインテイスティングができました(ランチは別料金で食べられます)。ワイナリーの地下にある倉庫とワイン工場を見ることができますが、大きなワイナリーではないので、ワイナリー巡りが初めての人にはちょうどいい大きさだと思います。私の家族にはまだ小さい弟と妹がいるので、家族全員でいっても飽きずにすみました。
馬に乗ってアンデス山脈へ
それから「カホン・デ・マイポ」(こちらもサンティアゴから車で1時間程)でアンデス山脈を馬に乗って散歩をするという体験をしました。近くで見るアンデス山脈は素晴らしい景色で、馬の背中に乗っているので、あまり疲れませんでした。馬はちゃんと訓練されていて、ゆっくり歩いてくれたので、乗馬に慣れていない私でも問題なく「散歩」することができました。本来は山を登るというルートを行くはずなのですが、高所恐怖症の人のために川沿いを歩くルートもあるそうです。先を歩いて道を教えてくれる犬もいたので、動物好きの私にとっては嬉しい経験となりました。
最後に
今回の夏休みの旅行は私にとっては6年ぶりのラテンアメリカだったので(私はメキシコとペルーでも育ったので)、またラテンでの暮らしを経験することができると楽しみにしてました。私の夢はこれからも多くのラテンの国に行き、自分の育った文化についてもっと知ることなので、今回のチリへの旅行でその夢へまた一歩近づくことができたと感じました。