5月はイベントが盛りだくさん!(ブラジル・インダイアツーバ) Full of events in May!(Indaiatuba, Brazil)
ブラジル インダイアツーバのMARIOです。
この地へ来て、そろそろ1年が経とうとしています。
インダイアツーバ日伯文化体育協会(以下、「日会」という)は今年の9月で70周年を迎えます。
その様な記念すべき年にここにいられる私は本当にうれしいです。
さて、今回はここインダイアツーバの5月のイベントについてご紹介します。
1つ目は、運動会。
5月7日に日会のカンポ(野球のグラウンド)で運動会が行われました。
日会の会員、学校、野球部などの各部、地域の方々が一堂に会しました。
両国の国歌斉唱、インダイアツーバ市の歌を歌い、国旗掲揚、ラジオ体操、そして競技開始となります。
競技は徒競走、嫁探し競争、障害物競争、綱引きなどです。
この町の運動会の特徴は、種目ごとに出られる年齢が異なっていることです。
例えば、私の所属する日本語学校の種目は6歳から15歳の日本語が読める人限定。はたまた嫁探し競争では家長(家の大黒柱)のみなどです。
また、1位から5位の方にはプレゼントが付くということです。
子どもたちはこのプレゼント欲しさに頑張って走っていました。
この運動会を通して、日本から遠く離れたブラジルでも形は違うにせよ、日本の運動会という文化が継承されているのだと実感しました。
2つ目は太鼓の合同練習。
インダイアツーバ市は聖北西(サンパウロの北西)地区に所属しており、その地区の太鼓のグループが集まって、1泊2日で練習をしました。
この合同練習ではおよそ100人も集まりました。練習曲は「けんか」。
それぞれパートに分かれて、練習開始。土曜日から日曜日の午前中までは練習で、午後から全体で合わせて、終わりというプログラムでした。
100人が一斉にたたくと、私の想像をはるかに超える太鼓の音が心に響きました。感動的でした。
3つ目はすき焼き祭。
すき焼き祭???そうなんです。すき焼きは日系人の中でも人気の食べ物。何かのイベントの時にしか食べれられない豪華な日本料理。
それを祭として毎年5月に開催しています。
前日から婦人部の方たちがおよそ280人分の野菜や割り下の準備を始めて、次の日の夜、青年部主導のもと祭開始です。
いらした方々はみなさんおいしそうにすき焼きを召し上がっていました!
では、ここでブラジルのすき焼きの作り方を紹介します。
①バターを鍋に入れる
②バターが溶けたら、肉を入れる(肉は薄切りではなく、細かく切ったもの)
③肉が焼けたら、割り下を入れて、野菜(白菜、人参、しめじなど)、はるさめ、豆腐を入れて、煮込む
④野菜が煮えたら、生卵につけて食べる
最初にバター?と思いましたが、食べてみると割り下がまろやかになって、美味でした。
ブラジルへ来て、すき焼きが食べられるとは思いもしませんでした。
あーおいしかった!また来年のすき焼き祭が楽しみです。
以上、5月のイベント、3つをご紹介しました。
6月もイベントがあるので、次回ご紹介したいと思います。