リトアニアの教育制度(1)学校と制服 Education system in Lithuania(1) school and school uniform
リトアニアの教育制度について話してみたいと思います。リトアニアでは、日本のように高校を卒業するために12年間がかかるという共通点もあれば、違う点もあります。
リトアニアの義務教育期間は、日本の小学校・中学校のように9年間ではなく、少なくともInternational Standard Classification of Educationによる2級(Lower secondary education, orbasiceducation)を終了することになります。即ち、10年生を終了することです。その上、16歳以前に学校を辞めてはならないというリトアニアの法律があります。
10年目を終え、成人試験という試験に合格したあと、ある卒業生は専門学校に入学するようになります。専門学校では、建築業者や美容師や調理師や電気工などの特別な技術の専門家になるために学びます。専門学校を終了すると短期大学で勉強し続けることが可能です。
または、12年生を終え、高校の卒業試験に合格した人は大学、あるいは短期大学に入学可能になります。
リトアニアの国立の大学では入学試験ではなく、卒業試験のみで入学を決定されます。
リトアニアでは小中高も大学の中にも国立と私立の学校がありますが、国立のほうが一般的です。この記事とともに載せられたのはクライペダ市にある「ヴァルパス」ギムナジウム(Varpo gimnazija) という学校の廊下や内庭の写真です。私が卒業した学校で、2014年の試験合格率などの統計による都市の4位の高校だそうです。教授言語はリトアニア語です。学生の数は凡そ860名です。制服を着なくてはならないという規則に従う学校の一つなのですが、制服はスーツだけで、残りの洋服はスポーツズボンを除く好きな方服を着ても良いです。
制服に関しては、学校によって政策が違うということなのですが、特にギムナジウムの中に制服を着る政策の学校が多いです。