母の日昼食会 Lunch Meeting to celebrate the Mother’s day
母の日を1週間後に控えた5月4日、パラナ州の小さな田舎町の日本人会でお祝いの食事会が開かれました。
この町では、何かと集まりが多く、つい1週間前も日本人会で大規模な昼食会があったばかりです。この活発で元気のある会の秘訣は、会員を日系家族に限定せず、非日系家族にも開かれているところにあるのかもしれません。
そして、今回の母の日では、日本語学校で勉強している子どもから大人までが一緒になって、みんなで「花は咲く」を合唱しました。
日本人会のイベントには必ずと言って良いほど太鼓の発表があり、それ故、太鼓グループの子どもたちは「太鼓部」としてのアイデンティティを持っています。
一方、日本語学校の発表は、あったりなかったり。子どもたちの日本語学校への帰属意識がさほど高くないのも、そのことと関係しているように思われます。
この元気な日本人会の中で、存在感のやや薄めな日本語学校がもっともっと元気になりますように…と思ったりもします。
しかし、様々な日本人会・日本語学校があるのは当然で、日本語学校あっての日本人会もあれば、日本人会あっての日本語学校もあります。そしてこちらは後者です。
なので、日本人会と日本語学校の子どもたちを繋ぐ、というのが活動の目標でもあります。
今回の合唱で、子どもたちは大人の方々の元気な声に圧倒されながらも一生懸命歌っていました。
そして、お決まりの太鼓。私も遂に太鼓部デビューしました。太鼓部に入っている子どもたちの一部のみが日本語学校に通っていますが、一緒に太鼓の練習をすることで、授業中には見られない顔を見ることができ、それだけでも嬉しく思ってしまうのです。