宮古島の2月:もずくそば Miyako noodle with seaweed
「パイカジ」で釣りに行かれなかったおじいが、連れて行ってくれた場所は、宮古島の「島の駅」というところだった。宮古島のお土産をはじめ、焼きたてのパンやケーキ、そとでは宮古そばを売っている。
あと3時間後にインタビュー調査が控えているので、まずはお昼ご飯で腹ごしらえをしなくては。「もずくそば」650円を注文。小麦粉で作ったそばにはもずくが練り込まれているばかりか、そばの上にもずくがたっぷり。せっかく久松に来たのだから魚も食べたいと、「魚のてんぷら」3個で100円も注文。うわあ、スティック状に切られた大きな魚にふわふわの衣がついたてんぷらの大きいこと。
そういえば、宮古島では人が集まる場所にいくと、おやつの代わりに小ぶりのてんぷらをよく勧められる。「サタてんぷら」も初め何かわからなかったが、沖縄本島でいう、サタアンダギー(丸い塊のようなドーナツ)のことらしい。ここでは「てんぷら」は油で揚げたものという意味なのかもしれない。ポルトガル語の「テンプラ」が九州を経由して、琉球に辿りつき、日々の食に関わる日常語になっている。
さて、これだけ食べたので、午後のインタビュー調査の準備に、民宿のある海の方に元気に大股で歩いて帰ろう。