沖縄と多文化共生(3)Okinawa and Multiculturalism (3)
沖縄の基地や平和問題を考えると同時に、Pink Dot Okinawaという沖縄のLGBT(Lesbian, Gay, Bisexual, Transgender)イベントに参加するもこの研修の理由の1つだった。前ICUのジェンダー研究センター所長がこのPink Dot Okinawaで講演をするため、ジェンダー研究センターで主に活動している私たちのサークルもPink Dot Okinawaに参加させてもらう運びとなった。
Pink Dotとは何?と思った方は、以下のPink Dot Okinawaからのウェブサイト紹介文を是非一読してほしい。
[Pink Dot Okinawaは、「性的マイノリティが生きやすい社会を」と願う人たちが、その思いをあらわすためにピンク色のものを身につけて集まるイベントです。 Pink Dotは、2009年にシンガポールに始まり、現在では米国等の都市でも開催されています。 ピンクは、平和と愛を象徴する色です。私たちは、人々を包み込み、つないでいく色と考えています。 (中略)私たちは、このような活動に敬意を表しながら、同じ志を持っている人たちとつながり、沖縄に/沖縄から「性的マイノリティが生きやすい社会」を広げていきます。 日本中、世界の様々な地域から多くの人たちが沖縄を訪問し、このPink Dot Okinawaに参加いただけることを願っています。]
この、沖縄バージョンが2013年からスタートしているのである。
Pink Dot Okinawaのコンセプトとして、沖縄から世界へ「開いていく」ものだということが挙げられる。実際、県外や海外からの参加者も多い。次の投稿では、実際にPink Dot Okinawa 2014に参加して「共生」について考えたことを書く予定だ。
(参照1)Pink Dot SingaporeのYouTubeのプロモーション動画は、このイベントの趣旨をよく表している。[youtube http://www.youtube.com/watch?v=FrIB5Ojbqns&w=560&h=315]
(参照2)http://pinkdotok.jp/about.html