不汗黨(ブランダン)、来日 ‘ Purandang’ (a Korean HIP-HOP group) come to Japan
先日、ヘジャンクを食べに行ったことを書いたけれど、あの話には続きがある。
食事をしている間、店内ではずっとラップ・ミュージックがかかっていて、気になったぼくは店員さんに尋ねてみた。
「さっきからかかってるこれって、ヒップホップですか?」
「これはふつうのK-POP。でも、アンダーグラウンドなヒップホップもあるし、好きだよ」
そういって店員さんは、ヒップホップ・カルチャーの定番、ニューエラの愛用キャップを取り出して見せてくれたのだった……
そう、ぼくはヒップホップが好きだ。アメリカで生まれて、アジアにも中東にもヨーロッパにも、いまや世界中のどこにでもある音楽文化。
しかし、では、あの店員さんが聴いているだろう韓国のヒップホップは、いったいどんなものなのだろう。
そう思って、ぼくは今日、とあるイベントに行ってきた。韓国のヒップホップ・グループ、不汗黨(ブランダン)の初来日ライブだ。
これがライブの様子。正直、言葉も分からないし楽しめるかどうか不安だったけれど、すっごくかっこよかった。
言葉が分かる日本のヒップホップでも踊れない時がある一方で、言葉が分からなくても踊り明かせる。
そうだ、次にへジャンクを食べに行くときは、店員さんにこの写真を見せよう。
言葉が通じなくても、ヒップホップは人を繋いでいく。だから、面白い。