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研究代表 Project leader: 藤田ラウンド幸世 / Fujita-Round, Sachiyo Ph.D.    立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科(特任准教授)/Rikkyo Graduate School of Intercultural Communication (Associate Professor), 国際基督教大学教育研究所研究員/International Christian University, Institute for Educational Research and Service, Research Fellow

I write a brief summary about us in English first.  We are a team of researchers, Ph.d candidate students, MA students, undergraduate students and  a film artist (Mr. Katsuyuki Hattori), based in ICU and Rikkyo universities in Tokyo.   This website has started in October, 2013 and since then together with 15 blogger associates we have been creating multilingual and multicultural space on this website in the form of blogs and interview movies.  We all are bi/multilinguals, yet in writing, Japanese is dominant in comparison to English and Spanish.   From this April 2015, we are given another research grant for the next 3 years, therefore, we will carry on and develop new ideas on this website of Multicultural Kyosei(co-existence).

1.Live Multilingually 多文化共生を再考するウェブサイトの目的

グローバリゼーションが進み、日本社会にも確実に「多文化」が押し寄せているという認識は広がっています。その一方で、現実に多文化が共存し、多文化の背景を持つ人が「共に生きている」とはどのようなことか、考えることはあるでしょうか。

私の問題意識は、自分自身が留学生への日本語教育・英語教育の教師、また、国際結婚家族の親である経験から出発しています。その結果、子ども期に多言語を使用して育つバイリンガルやマルティリンガルの言語発達、そして、バイリンガルやマルティリンガルの子どもたちの「言語と教育」に焦点をあてた研究を志すことになりました。特に、言語と社会との関わりに着眼したときに、同じ日本語でも、言語が使われる「場」によって、社会言語になったり、自分の第一言語となる母語になったり、自分のルーツに関わる継承語になったり、または学習言語になったりなど、「言語」には多様なアイデンティティが反映されるのではないでしょうか。

本調査では、同じ社会という空間に、共に生きることを指す「多文化共生」についての探求を試みます。その一つとして、今回、具体的に「言語の多様性」や「言語とアイデンティティ」について考えるためのプラットフォームとしてのウェブサイトを立ち上げました。このウェブサイトは、現在、進行中の研究の一部としてその「成長過程」にあります。2018年3月まで、そのプロセスを楽しみながら、ウェブサイトを見てくださるみなさまと共有したいと思っています。温かい目で見守ってください。中身と多言語化は、これから充実させますのでお楽しみに。

 

2.Website  team 本ウェブサイト運営チーム(until March, 2015)

本ウェブサイトの運営責任者は藤田ラウンドですが、実際には、

1) ブログ発信者全15名

ブログ執筆者の自己紹介ページはこちらhttp://multilingually.jp/keypersonel/1465

2) ウェブサイト運営チーム5名+共同研究者(Dr. Maria D. Perez=Murrillo, Dr. John C. Maher, 善元幸夫先生)

こちらは、映像アーティストの服部勝孝(かつゆき)さん、Miさん、Maさん、Cさん、Sさんにご活躍いただいています。共同研究者のコンペルテンセ大学教育学部教授(スペイン)のマリアさん(Dr. Maria Perez Murillo)とも研究を進めています。

執筆者の方々に自由に発信していただきながら、運営チームは常に会議で対話を重ねながら運営しています。

 

3. 本ウェブサイトのポリシー

本ウェブサイトは、研究途中であるということや現場のプライバシー保護上の理由から、ブログの発信者の方々にはニックネームで参加いただいています。ウェブサイト上の文章、画像、映像には、著作権や肖像権があります。コピー並びに使用、引用を御希望の場合は、部分的ではあっても、必ず事前に問い合わせ上のページから連絡をし、こちらの許可を得るようにしてくださることをお願いいたします。

では、自分の身近なところから、多文化共生について一緒に考えてみませんか。

fujita-round2013  2014年4月吉日 東京にて(補足:2015年5月)