スペイン・バルセロナとアート(2) Art in Spain, Barcelona (2)
greenです。バルセロナ旅行記の続きです!
バルセロナで観光客が真っ先に向かうのはグラシア通り。パリでいうシャンゼリゼ通りを小さくした感じ。ショッピングやレストランもたくさんありますが、ここの一番の見どころは何と言っても、世界遺産にも登録されているガウディのカサ・バトリョとカサ・ミラです(ちなみに、この通り沿いにある街灯もガウディがデザインしたもので素敵です)。今回は予算の問題で(入場料が22ユーロで高めなので)カサ・ミラにしか行けませんでしたが、ご紹介します。
カサ・ミラは、建築家のアントニ・ガウディが設計した、波打つ曲線の外観が特徴の建物です。この曲線は地中海をイメージしたらしく、バルコニーの黒い鉄の飾りはわかめなどの海藻なんだそう。屋上の塔は煙突で、貝殻をイメージしたそうです。高いところが好きなせいか、屋上があまりにも居心地がよかったので1時間程ぼーっとバルセロナ市街の景色を眺めていました。写真は屋上で撮影したもの、私のスケッチと建物の中からみた吹き抜け部分。
昔は人が住んでましたが、今は内部は博物館になっています。部屋の窓からはグラシア通りが見えます。
ガウディ関連で、私の個人的なお気に入りのグエル公園(初めてではないのですが)にも行きました。こちらはバルセロナが一望できる素敵な公園です。モザイクの部分は有料で人が多いですが、公園自体は好きに出入りできるので、ランニングやお散歩に来る人もいるそうです。
見どころのモザイクのベンチとトカゲ。バルセロナ市街と海が綺麗に見えるのでついつい見惚れてしまいます。
公園の無料のエリアと私のスケッチ。
ピカソ美術館もバルセロナの見どころの一つです。ここは複数あるピカソの作品を所有する美術館の中、彼が生きている間に作られた唯一の美術館です。作品数は4000点以上で、世界一のピカソコレクションです。写真はピカソ美術館の外観、カテドラルとゴシック地域の有名な広場と路地。ちなみに、学生は常設展は無料で鑑賞できます!バルセロナは街中歴史の感じる建物だらけですが、特にゴシック地区はタイムスリップした気分になれます。私は行く時間がなかったのですが、ここから徒歩圏内に小さなダリの美術館もあります。写真はピカソ美術館、近くにあるカテドラルとその裏の路地です。
私が今回の旅行で一番嬉しかった発見の一つは日本の学生証がここの美術館で通用するということです。スペインの美術館は基本的に学生は無料、もしくは学割で美術館に入れるんです。しかし、まさか日本の学生証が使えるとは思ってませんでした。もし学生の方で行く機会があったら、是非活用してください!
美術館三昧の日々が続いたので、息抜きに友達とバルセロナ郊外にあるリゾート地、シッチェスへ。友達のオープンカーで歌を歌いながら、バルセロナの太陽と素敵な眺めを楽しめて最高でしたが、車を停める場所を探すのに1時間無駄にしたので電車で行くのをお勧めします…。
真っ青で綺麗な海ですが、まだ海に入るには水が冷たかったので、今回は砂浜にタオルを敷いて音楽を聴きながら日光浴しました。
少し長くなってきました。好きなものを最後の楽しみにとっておく派なので、今回の旅行の一番の楽しみだった場所については次の記事でご紹介します。